昨今の歯科医療のデジタル化は日進月歩で進化しており、Christian Coachman率いるDigital Smile Design (DSD)はまさにその最先端を歩んでいるチームの一つです。 DSDは包括的な治療計画のスタート地点でもある顔面の評価やスマイルの段階からデジタルソフトウェアを用い、フルマウスインプラント治療、 アライナー矯正と審美補綴の連携、Minimum Interventionでの歯周外科、患者教育のためのモチベーションツールなど、多岐にわたる治療オプションに対するデジタル化を斬新なアイディアと共に提案し、実践し続けています。
そこで私たちDental Square Japan (DSJ)はこの度DSDと本格的に連携し、DSD設立者のChristian Coachmanとそのチームをお招きして世界中で開催されているDSDレジデンシー1を日本で初めて開催する運びとなりました。ただの絵空事ではない「DSDを用いたフルデジタルワークフロー」についてぜひ皆様にその将来性とリアリティを実感していただきたいと思い、本講演会を企画致しました。
デジタルという響きに対するアレルギーはいつの時代も、どの分野にも存在するものですが、今回のセミナーはまさに「自分には関係ない」と思っている方々にこそお聞きいただきたいと思っています。なぜなら歯科医療のデジタル化は必ず、「ごく一部の新しいもの好きが使うもの」から「欠かすことのできない当たり前のもの」になっていくからです。
このセミナーを通じ、デジタル化された数々のメソッドは私たち歯科医療従事者がより楽しく歯科医療を実践するために、そして目の前の患者さんに感動を与える最も効果的なツールの一つである事を実感していただけると確信しています。(副院長:木戸淳太)